若いうちに遊んでおけって何?

f:id:kako_chan:20181101225739j:image

 

若いうちに遊んでおきなさい。

 

就職してから2千回ほど言われた言葉。

今日2001回目を言われたので、この言葉に対して思っていることを書こうと思う。

ちなみに画像はなんの関係もないアザラシの赤ちゃんです。可愛いですね。

 

 

『遊ぶ』とは何のことだろう。

 

夜通し飲み歩くことなのか、

派手に男遊びをすることなのか、

後先考えずお金を使うことなのか、

定職につかず思いのままに生きることなのか

 

パッと思いつくのはそれくらいだ。

 

確かに、お金も時間も自分に使えて、体力のあるうちに好きなことをした方が良いと言うのは理解できる。

 

若い頃から生活に安定を求めるなんてつまんないという意見があるのもわかる。

 


けど実際私の場合

そんなに毎日飲み歩いたら疲れるし太るし肌が荒れるし、何より次の日が辛い。たまに飲みに出てほろ酔いの状態で終電までには帰るのが一番楽しい。

 

恋愛はしたいけど好きな人ができたら基本他の人に目がいかないので男をとっかえひっかえするということにはならない

 

買い物は好きだけど、欲しいものを買ったところで生活に困るほど散財することはないし

 

 


定職につかずに思いのままに生きることだって

 

あ、これだけは心の底からそうしたいわ。

(おい)

 

けど仕事をする辛さと仕事をしないことで生じる将来の不安とを天秤にかけると

 

……これは考え始めると夜が明けるのでやめておきますね。

 

 


何はともあれ、特別“遊ぶことを”我慢しながら生きているわけでは無いけれど、

自然と ある程度節操のある生活になるのだ。

 


いわゆる さとり世代というやつかもしれない。

 

 

 

好きなことを極めた結果、大成功をおさめる人もいると思う。

 


けど皆が皆、好きなことばかりして食べていける時代では無いと思う。

 

 

 

若いうちに遊んでおきなさい。

一見 遊ぶことが出来ないまま歳をとった人が

後悔しているだけに聞こえるけれど 私はこう思う。

 


若いうちから仕事や金銭の管理、人付き合いを        

ないがしろにしなかった人が

現在社会的地位や経済力、家庭があって そこそこ心の余裕があるからこそ言える言葉なのではないか。

 

そんな大人達の言葉を鵜呑みにして

若くて心身ともに健康なのにもかかわらず、

毎日遊ぶだけで 職歴も社会経験も貯金も

無いまま中年になったら地獄だと思う。

 


若者ならではの体力も勢いも無ければ、

社会における経験値も少ないとなると職場も仕事も選べない。

お金と時間に余裕が無いと生活水準が下がる。

そんな状況では

 

若いうちから遊んでばかりいないでちゃんとしていれば、こんなことにはならなかった。

 

と思うのではないだろうか。

 


なので引き続き、無理に遊ぶことも、節制しすぎることもなく

穏やかに20代を駆け抜けていきたいと思う。

 

 

 

と言いつつ 明日の仕事は本気で休みたいし

できることならそのまま国外に逃げたいので

生きることは本当に難しい。