予定の無い休日に雨が降ると安心する話

今日は休日だった。

 

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布団から出てカーテンを開けると

しとしとと雨が降っている。

 

時雨と呼ぶにはまだ早いだろうか。

 


穏やかな気持ちでコーヒーを入れ、

朝食の準備に取り掛かる。

 


そういえば

 


雨がそんなに嫌じゃなくなったのはいつからだろう。

 


その昔、どんな時でも雨は嫌いだった。

 


じめじめして気分が暗くなるし、濡れるし、

傘の分荷物が増えるし。

 


セーラー服を着て学校に通っていた頃は

いつだって晴れの日が最高で、雨はハズレの日だった。

 


今でも基本的には晴れの日の方が嬉しい。

 


けど例外もある。

外出する予定の無い休日だ。

 


今日はどこにもいかずに、美味しいご飯を作って映画でも見ながらゆっくり過ごそう。

 


大人になるにつれてそういう日が増えた。

 


そんな日に雲ひとつない快晴だと、

こんなに天気が良いのに家に引きこもっているのはもったいないのではないかと、

謎の罪悪感に苛まれるのだ。

 


反対に雨が降っていると、

 

無理して出かけなくても良いんだよ~~!

 

と、お空が肯定してくれている気分になる。

 


そのため今日はなんの罪悪感も感じることなく、溜まっていた家事を片付け、

おいしいカフェラテを飲みながらアマゾンプライムなど見て過ごした。

 

余談だけど夕飯はもつ鍋にした。

何となく下処理がめんどくさそうで避けていたけれど、家でも簡単においしく作れることがわかった。今年の冬はQOLが高くなると思う。(歓喜

 

良い休日が過ごせたので

今日は“良いお天気”だったと思う。

 


それでは良い週末を。